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「ドブス」動画問題 指導准教授を諭旨解雇

2010年7月6日 18:18

 首都大学東京の学生2人が「ドブスを守る会」と称して、女性の動画を無断でインターネットサイトに投稿して退学処分を受けた件で、新たに学部の准教授が事前に動画を見たにもかかわらず学生らを止めなかったことがわかり、大学側は6日、この准教授への諭旨解雇処分を発表した。

 諭旨解雇されたのは、首都大学東京システムデザイン学部・久木元拓准教授。

 首都大学東京によると、先月問題が発覚してから内部調査を進めたところ、退学になった学生が所属していたゼミの指導教諭である久木元准教授が、学生から事前に動画を見せられていたにもかかわらず、強く止めなかったことがわかったという。

 久木元准教授は、「制作するのは学生の自由だという思いがあった」と話しているという。首都大学東京は、准教授と学生が所属していたシステムデザイン学部の教育内容を早急に検証し、改善策を講じるとしている。