都城市の牛28頭殺処分を発表~宮崎県
宮崎県で発生している家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)について、県は11日、都城市で感染の疑いがあった農家が別の農場でも牛を飼育していたとして、さらに都城市内の28頭を殺処分すると発表した。
都城市では今月9日に口蹄疫に感染した疑いのある牛が確認され、この農場で飼っていた208頭を10日にすべて殺処分し、埋める作業を終えた。さらに11日、この農家が都城市内の別の農場でも肉用牛を飼育していたことがわかったため、県は別の農場の28頭も感染の疑いがあるとして殺処分を直ちに行うよう指示した。28頭はワクチンを接種していない牛だが、症状などはないという。
県は「埋める場所が確保でき次第、11日のうちにも殺処分を行う予定」と話している。