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口蹄疫、宮崎市と日向市の家畜は陽性

2010年6月11日 13:24
口蹄疫、宮崎市と日向市の家畜は陽性

 宮崎県で感染が拡大している家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の問題で、県によると、宮崎市の農家と日向市の農場で10日に確認された口蹄疫の症状を示す牛や豚は、遺伝子検査の結果、いずれも陽性であることがわかった。

 日向市の農場では飼育している牛349頭の殺処分と埋却処分が、宮崎市の農家では豚1325頭の処分作業が急ピッチで行われている。

 また、口蹄疫が発生した農場周辺では、道路を封鎖して消毒作業が行われている。10日には、口蹄疫が発生した都城市の農場を中心として移動・搬出制限区域が設定され、搬出制限区域の一部は鹿児島県にもかかった。