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口蹄疫感染疑いの牛、検査の結果「陽性」

2010年6月10日 8:30
口蹄疫感染疑いの牛、検査の結果「陽性」

 これまでに家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の感染が見つかった宮崎・川南町などを中心とした地域から離れた、畜産の盛んな宮崎・都城市で、口蹄疫に感染の疑いのある牛が見つかった。遺伝子検査の結果、「陽性」であることがわかった。

 感染の疑いのある牛が見つかったのは、都城市の農場で、肉牛3頭によだれや水ぶくれなどの口蹄疫に似た症状が確認された。遺伝子検査の結果、3頭はすべて「陽性」であることがわかり、感染している可能性が濃厚。このため、3頭を含めて、この農場が飼育するすべての牛、250頭が殺処分された。

 政府は10日午前、口蹄疫の対策本部の会合を開き、今後の対応を協議する。