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宮崎牛のエース級種牛5頭、検査で陰性

2010年6月6日 10:38
宮崎牛のエース級種牛5頭、検査で陰性

 宮崎牛のエース級種牛5頭が、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の遺伝子検査で陰性であることがわかった。これにより、現時点で殺処分しないことがほぼ確実となった。

 宮崎牛ブランドを支える6頭のエース級の種牛は先月22日に1頭に口蹄疫への感染の疑いが確認され、ほかの5頭について特例措置として、2週間、殺処分せずに感染していないかどうかを確認する作業が続けられてきた。

 農水省と宮崎県は5日夜、2週間が経過した今月4日に採取された検体の遺伝子検査も陰性だったと発表した。感染の疑いがないと確認されたため、5頭は現時点で、殺処分されないことがほぼ確実となった。今後、さらに詳しい検査で感染が確認されなければ、5頭はこのまま延命される見通し。