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シャトルの後継 新型ロケット打ち上げ実験

2010年6月5日 10:08

 スペースシャトルの引退後に宇宙に人や物資を運ぶロケットの打ち上げ実験が4日、アメリカで行われた。

 フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたのは、宇宙ベンチャー企業「スペースX」が開発した新型宇宙ロケット。オバマ政権は、民間企業による宇宙ロケット開発を推進しており、この「ファルコン9」は、今年、スペースシャトルが引退した後に、国際宇宙ステーションに人や物資を運ぶ新たな手段として注目されている。

 ファルコン9が完成すれば、スペースシャトルよりはるかに安く、宇宙に物資を送ることができる。アメリカの宇宙開発も民間企業が主役になる時代がやって来るかもしれない。