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種牛49頭、30日にも処分開始へ 口蹄疫

2010年5月30日 12:34
種牛49頭、30日にも処分開始へ 口蹄疫

 宮崎県で発生している家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の問題で、宮崎県は、所有する種牛49頭について、早ければ30日にも処分を開始する予定。また、30日午後には、赤松農水相が宮崎県を訪問し、東国原県知事と会談する予定。

 宮崎県の口蹄疫防疫対策本部は、県家畜改良事業団の種牛49頭について、早ければ30日にも処分を始める考えを示している。埋却地については、周辺の住民の同意が得られたため、事業団と隣接する県有地を使用する予定。

 一方、西都市に避難させたエース級の種牛5頭は、28日に採取した検体を検査したところ、すべて陰性で、今後も1週間の経過観察が行われる。

 また、30日午後には、赤松農水相が宮崎県を訪れ、東国原県知事と意見交換を行った後、畜産農家などを視察する予定。