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種牛5頭、感染疑い確認されず~宮崎県

2010年5月25日 12:27
種牛5頭、感染疑い確認されず~宮崎県

 宮崎県は24日夜、西都市に避難させている種牛5頭について、今のところ家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)への感染の疑いは確認されていないことを明らかにした。

 24日夜の県の発表によると、5頭から採取した検体を遺伝子検査したところ、口蹄疫の感染の疑いがない「陰性」反応だった。この種牛は口蹄疫の感染の疑いが確認された県家畜改良事業団で飼育されていたが、「宮崎牛ブランド」を守るため優秀な6頭は西都市に避難させていた。このうちの1頭「忠富士」は感染の疑いが確認されたため処分されたが、残りの5頭については特別措置で「経過観察」が続いていた。

 県は、潜伏期間があるため、引き続き経過観察をすることにしている。