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種牛49頭の殺処分要請を確認~農水副大臣

2010年5月24日 21:52
種牛49頭の殺処分要請を確認~農水副大臣

 宮崎県で発生している家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)に関して、宮崎県が処分しないよう求めている種牛49頭について、山田農水副大臣は24日、殺処分するよう求める方針を確認したことを明らかにした。

 種牛49頭は宮崎県の家畜改良事業団で飼育されていたが、15日に1頭から感染の疑い例が見つかり、殺処分の対象となっていた。これに対し、宮崎・東国原県知事は特例として処分しないよう求めていたが、山田副大臣は24日午後に鳩山首相らを訪ね、法律に従い従来通り、殺処分を宮崎県に対して求める方針を確認したという。これに対し、東国原知事は種牛の重要性に関して理解を求めた。

 なお、口蹄疫は人に感染することはない。