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集中審議で与野党対立 異例の深夜国会に

2010年5月19日 14:04
集中審議で与野党対立 異例の深夜国会に

 政治とカネの問題などで集中審議を求める野党側と、必要ないとする与党側の対立で、18日の国会は午後11時過ぎまでに及んだ。

 18日の衆議院本会議は、与党が提出した国会法改正案の扱いのほか、政治とカネの問題やアメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題での集中審議の開催をめぐって与野党が激しく対立し、予定が大幅に遅れて午後9時前から始まった。

 本会議では、先週の衆議院環境委員会で地球温暖化対策基本法案を強行採決したとして自民党が提出した民主党・樽床委員長の解任決議案が、与党の反対多数で否決された。また、与党側が野党側の反対を押し切って行った郵政改革法案の趣旨説明では野党5党がそろって退席し、本会議は午後11時過ぎに終了した。与野党の対立は今後も激しくなる見通し。