漁業被害…カワウを銃器で駆除~滋賀県
琵琶湖で大量に生息するカワウが漁業被害などを起こしているとして、滋賀県は銃器による駆除を行っている。
滋賀・近江八幡市の伊崎半島では、地元の猟友会のメンバー10人が散弾銃でカワウの駆除にあたった。琵琶湖では、カワウがアユなどを捕食して年間20億円以上の漁業被害が出ている。県は6年前から始めた銃器による駆除を「効果が低い」として中止したところ、カワウが約3万7000羽から約7万5000羽に倍増、去年から銃器による駆除を再開した。
県では、今年2万羽を駆除し、将来は被害の少ない約4000羽で維持したいという。