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震度7でも大丈夫? “揺れない家”の実験

2010年4月20日 21:10
震度7でも大丈夫? “揺れない家”の実験

 茨城・つくば市で20日、大きな地震が起きても建物に被害が出ないある仕組みについて、日本で初めての実験が行われた。

 20日に行われた実験では、ある仕組みを施した木造2階建ての一般住宅が阪神・淡路大震災クラスの激しい揺れにあった状況が再現され、震度7の揺れでも、地面に置かれた水槽の水は激しく揺れたが、屋内のテーブル上のグラスは全く揺れなかった。

 この仕組みは、地震発生と同時に建物と基礎の間に空気を送りこみ、約2センチ浮かせるというもので、建築中のものも含め、全国で約30軒の住宅に使われており、一般的な戸建ての場合、価格は約300万円だという。