日本語力向上を 東京都が職員対象に勉強会
日本語の力が足りないため交渉などで失敗することがあるとして、東京都は16日、職員向けの勉強会を開いた。
猪瀬副知事によると、東京都の職員の日本語の力が足りず、コミュニケーションが取れなかったため、国との交渉などがうまくいかない場合があったという。勤務時間後に開かれた勉強会では、「まず相手の話を聞く」「相手の話を否定しない」などコミュニケーションのポイントを専門家が講義した。
知事と副知事が共に作家という東京都ならではのこの取り組みには、約300人が参加したという。