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JR埼京線の全編成に防犯カメラ設置へ

2010年4月5日 20:37
JR埼京線の全編成に防犯カメラ設置へ

 「JR東日本」は、痴漢犯罪を防ぐため、東京と埼玉を結ぶ埼京線のすべての編成に防犯カメラを設置することを決めた。

 警視庁によると、埼京線は去年、都内で最も痴漢被害の件数が多い路線で、JR東日本は去年12月から2つの編成で試験的に防犯カメラを設置し、効果を検証してきた。その後、警視庁とも協議し、犯罪の抑止や痴漢犯罪捜査にも効果があると判断したため、対象をすべての編成に広げることにした。カメラは大宮寄りとなる1号車の運転席寄りに4台ずつ設置され、埼京線、川越線、りんかい線で作動させるという。

 JR東日本は、今年中に埼京線の車両32編成すべてに導入することにしている。