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掛け声響く…諏訪大社の御柱祭始まる 長野

2010年4月2日 16:40
掛け声響く…諏訪大社の御柱祭始まる 長野

 7年に一度行われる長野・諏訪大社の御柱祭が2日から始まり、氏子たちの勇壮な掛け声が響いた。

 御柱祭は、重さ約10トンのモミの木16本を人力だけで引き、諏訪大社の4か所の社殿に立てる7年に一度の伝統行事。2日は、御柱を里へ向かって引き出す山出しが行われた。途中の最大の難所、道幅の狭いS字カーブの「大曲」では、氏子たちが木やり歌の掛け声にあわせ、コースをコントロールしながら通り抜けていった。

 9日には、最大斜度35度、長さ100メートルの坂を御柱が氏子を乗せたまま駆け下る最大の見せ場「木落とし」が行われる。御柱祭は来月10日まで続く。