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消費者相「ライターの構造規制を行うべき」

2010年3月19日 17:24

 子供のライターの火遊びによる火災が多発している問題で、福島消費者相は19日、「死傷者が高い確率で発生する」との調査結果を発表し、「子供が使いにくいライターの構造規制を行うべき」と述べた。

 消費者庁によると、全国の政令指定都市で過去5年間、5歳未満の子供が起こしたライターの火遊びによる火災は、7割以上で死傷者が出ているという。

 ライターの構造に規制を設けることについては現在、経産省が検討しているが、業界の一部からは「注意書きはしてあり、使用者の問題である」などの反発も出ている。福島消費者相は「注意書きはあっても子供は読めない」として、「構造の規制を強く求める」と述べた。