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沖縄・名護市長、政府の動きを強く批判

2010年3月13日 15:31
沖縄・名護市長、政府の動きを強く批判

 アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題で、沖縄・名護市の稲嶺市長が13日、辺野古(名護市)への移設反対派の集会に参加し、キャンプ・シュワブ(名護市)陸上案などを有力視する政府の動きを強く批判した。

 稲嶺市長は13日、辺野古で基地反対の座り込みを続ける反対派の集会に、就任後初めて参加した。稲嶺市長は政府で有力視されるキャンプ・シュワブ陸上部に滑走路を造る案は、「絶対に阻止しなくてはいけない」と述べた。また、「閣僚から信じられないような言葉が次々と発せられる。民意をどう思っているのか」と述べ、沖縄県内移設の検討を進める鳩山政権に強い不信感を示した。