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消費者庁 550件の商品サイトに改善指導

2010年3月8日 22:39

 インターネットで販売されている健康食品などの広告に、「ガンの治療に効果がある」などと誤解を招くおそれのある表現があったとして、消費者庁は8日、約550件の商品サイトに改善指導を行った。

 消費者庁によると、去年6月から8月にインターネットで販売されていた健康食品やサプリメントなどの広告表示を調査したところ、約550件で「病気の治療に効果がある」といった表現があったという。広告には「このところてんにはガン防止作用がある」「コエンザイムQ10は心臓病の治療薬で使われていた」などとうたわれていた。

 消費者庁は8日、インターネットのショッピングモール運営事業者を通じて改善指導を行った。改善が見られない場合は行政処分などの措置を行うとしている。