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長崎知事選、自・公支援の中村法道氏が当確

2010年2月21日 22:44
長崎知事選、自・公支援の中村法道氏が当確

 今年夏の参議院議員選挙の前哨戦とも位置づけられている、任期満了に伴う長崎県知事選挙は21日、投開票が行われ、前副知事で自民・公明両党が支援する中村法道氏(59)が当選確実となった。

 知事選には新人7人が立候補し、自民・公明両党が支援する中村氏と、民主党など与党3党の推薦を受けた元農水省官僚・橋本剛氏(40)を軸に激しい選挙戦が展開された。

 去年8月の衆議院議員選挙で県内の議席を独占した民主党が県政の刷新と政権与党とのパイプを全面に打ち出したのに対し、自民党は民主党・小沢幹事長らの「政治とカネ」の問題を追及した。中村氏は豊富な行政経験を武器に、自民党の支援団体である商工会や医師会などから幅広い支持を受け、当選を確実にした。