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好物のためなら、たとえ火の中…イモ争奪戦

2010年2月3日 20:20
好物のためなら、たとえ火の中…イモ争奪戦

 香川・小豆島の「お猿の国」のサルは、焼きイモが好きなようだ。

 たき火の周りに集まっているサルたち。外は寒いからかと思いきや、その狙いはサツマイモだった。サルたちは焼きイモが食べたいと、熱さにも負けず、炎の中に手を突っ込んで激しく取り合うが、ボスザルのイモには誰も手を出さない。ボスは上手に皮をむき、ゆっくりと焼きイモを味わっていた。

 普通、野生のサルは火を恐れるが、専門家は「ここのサルは学習能力が高いのではないか」と話している。