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“普天間移設先”名護市で2か月後に市長選
沖縄・宜野湾市のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる辺野古を抱える沖縄・名護市で、市長選挙が来年1月に迫っている。選挙の結果は、普天間問題で判断を迫られている鳩山政権に影響を与える可能性がある。
名護市長選について、鳩山首相は今月17日、「名護市長選の結果とか沖縄県民の心を学びながら…」と話の中で触れた。また、岡田外相は今月15日に訪問した沖縄県議会で「国が判断しなくてはいけない話を(名護)市民の一人一人に問う形になるのは、私は本来あってはならないことと思う」と述べている。閣僚に認識のずれがあるものの、鳩山政権も普天間問題に大きな影響を与えかねない選挙として、名護市長選を強く意識している。
普天間基地の移設先とされてから、基地への賛否を争点にした市長選は4度目となる。今週、元教育長・稲嶺進氏と大学講師・比嘉靖氏の2人に分裂していた反対派が一本化にこぎ着け、現職・島袋吉和氏に挑むのは稲嶺氏と決まった。民主党など連立政権与党の推薦を得たほか、比嘉氏を推した共産党の推薦も得る方針。
これら反対派の動きに、島袋氏は危機感を強めている。島袋氏は06年、沖合への滑走路の移動を条件に、基地の建設を容認した。国の振興策の実績を訴えているが、辺野古計画の見直しを掲げた鳩山政権の決断が最大の不安材料となる。政府には速やかな結論を求め、市長選への影響を避けたいのが本音だ。
沖縄・仲井真県知事も、20日の会見で「辺野古反対の方(稲嶺氏)が当選したら、(基地移設は)なかなか難しくなる」と述べるなど、結果を案じている。
名護市長選は来年1月24日に投開票される。
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