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黒人大統領誕生で人種問題とどう向き合うか
アメリカ初の黒人大統領となったオバマ大統領は、高い支持を得る一方、人種差別的な反発も根強くある。黒人大統領の誕生と向き合う教育現場の取り組みを取材した。
20日に行われたオバマ大統領の就任式で、20分間の演説の中に次のような一節があった。「我々は南北戦争や人種差別を経験し、その暗い時代をより強く団結することで乗り越えてきたからこそ、いつの日か古き憎悪は過ぎ去ると信じている。わずか60年前、レストランで食事すらできなかった父親を持つ私が、皆さんの前で最も神聖な誓いを行っている」-初の黒人大統領の誕生を意識した演説だ。
全米が熱狂する一方で、新たな歴史の一ページに反発するアメリカ人も少なくない。
それは学校でも起きていた。爆発的な人気となっているオバマ大統領をデザインしたTシャツ。白人の校長らが黒人の生徒に対し、こうしたTシャツを学校に着てこないよう通達を出したという。また、スクールバスの中で複数の白人の小学生が「オバマを暗殺しろ」と叫び続け、州知事が謝罪する騒ぎにまで発展した。
全米の学校では今、オバマ大統領と人種差別問題をあえて結びつけて授業で教える取り組みが進められている。
オバマ大統領の誕生は、アメリカではタブーとされる人種問題を再び白日の下にさらすことになった。人種問題とどう向き合っていくのか、教育現場では試行錯誤が続く。
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